素粒子論(兼村)グループ

スタッフ

兼村晋哉(教授)、尾田欣也(准教授)、馬渡健太郎(特任助教)

研究分野

素粒子物理学、特に素粒子論的宇宙論、素粒子現象論

研究目的

現代の素粒子物理学が抱える諸問題を解決し、テラスケールからプランクスケールに至る物理現象を統一的に記述する新理論を探究する。理論的考察と実験からのインプットを用いて実証的に研究することにより、宇宙をより根本的なレベルで理解することを目指す。

研究テーマ

素粒子物理や宇宙物理の様々な未解決問題を説明できる新物理の理論を構築する。それらの理論を様々な高エネルギー実験や宇宙実験で検証する為の現象論的研究を実施する。2012年に発見されたヒッグス粒子の性質を手がかりに、電弱対称性の自発的破れの機構と、その背後にある新物理を理論的に探る。さらに2016年の重力波の直接検出を受けて、重力波による素粒子理論の検証可能性を研究する。

研究内容

1.初期宇宙の真空構造とヒッグス物理、新しい統一理論

電弱対称性の自発的破れの力学的要因・背後に潜む新しい物理学のパラダイムを探究するための理論的研究(新モデルの構築とその検証法に関する研究)

2.標準理論を超えた諸問題

ニュートリノ微小質量問題、宇宙暗黒物質問題、宇宙バリオン数非対称問題、宇宙インフレーション問題などの未解決問題を説明する新機構、新モデルに関する理論的研究

3.素粒子現象論

新物理学の様々なモデルを、欧州のLHCや計画中の国際リニアコライダー等の高エネルギー加速器実験や各種宇宙線実験等で検証する為の理論的研究

4.重力波物理学

LISA計画等の宇宙における重力波の精密測定実験を用いて、テラ電子ボルト領域からプランクエネルギー領域に至る様々な素粒子・宇宙の理論やモデルを検証する為の理論的研究

研究協力

他の素粒子理論(大野木橋本)グループと一体となり研究活動する。毎週セミナーを開催、他大学や研究所の理論グループとも積極的な交流を行う。